めんこ 面狐(MENKO)
2~4人用のブラフ・推理カードゲーム
概要
URAROJI GAMESが制作し、2024年のゲームマーケット秋で発売されたブラフ・推理カードゲームである。
ゲームデザインはあつき(Atsuki Shibuta)氏、アートワークは本郷直弥氏が担当している。
プレイ人数は2~4人、プレイ時間は約10~15分と短く、子どもから大人まで気軽に楽しめる作品である。
本作では、プレイヤーは「面狐」と呼ばれる狐の妖怪が仕掛ける不思議な遊戯へ巻き込まれる。
自分だけが額に付けた札を見ることができない状態で勝負を行うため、「自分は強い札なのか、それとも弱い札なのか」を周囲の行動から推理しなければならない。
さらに、手札を利用して自分の正体を変えたり、勝利時の得点を増やしたりできるため、ブラフと心理戦が絶妙に組み合わさったゲームとなっている。
短時間ながら何度も繰り返し遊びたくなる、ユニークな推理ゲームである。
販売元
・URAROJI GAMES
制作者
ゲームデザイン
・あつき(Atsuki Shibuta)
アートワーク
・本郷 直弥(Naoya Hongo)
説明書・サマリーカード
・ジェシカ
発売年
2024年(ゲームマーケット2024秋)
プレイ人数
2~4人
プレイ時間目安
約10~15分
ゲームストーリー
人を惑わせ、不思議な遊戯へ誘い込む狐の妖怪――「面狐」。
面狐へ招かれた者たちは、それぞれ狐のお面を額へ掲げ、自らの姿を見ることなく勝負へ挑む。
勝者となった者は皆、「まるで狐につままれたようだった」と口をそろえて語るという。
自分は本当に強い狐なのか、それとも弱い狐なのか。
互いを化かし、化かされながら繰り広げられる、狐たちの知恵比べが始まる。
遊び方
ゲーム開始時、各プレイヤーは2枚の「面狐札」を受け取る。
1枚は手札として保持し、もう1枚は額へ当てる。この額の札は自分だけ見ることができず、他のプレイヤー全員には見えている状態となる。
手番では、手札を次のいずれかの方法で使用する。
・額の札へ重ねて別の狐へ化ける
・勝利時の得点を増やすために賭け札として使う
全員が行動を終えたら、一斉に額の札を公開する。
札には印(シンボル)が描かれており、その数が最も多いプレイヤーが勝利する。
さらに、勝者と同じ色の面を出していたプレイヤーも勝利となるため、「一番強い札を狙う」だけでなく、「どの色が勝つか」を読むことも重要となる。
勝利した札は自分の勝札となり、
・勝札の印の合計が9以上になる
または
・勝札を5枚集める
のどちらかを達成したプレイヤーがゲームに勝利する。
自分だけ情報が欠けている状況で周囲の行動を観察し、時には大胆に化けることが勝利への鍵となる。
キツネとの関係性
本作は、狐の妖怪「面狐」をテーマにした作品である。
プレイヤーが額へ付ける札は狐のお面を表しており、自分だけが正体を知らないという状況は、「狐に化かされる」という日本の伝承を巧みにゲームシステムへ取り入れている。
また、「化ける」という行為もゲーム中の重要な要素となっている。
手札を額の札へ重ねることで別の狐へ姿を変えられるため、まさに化け狐が人や別の姿へ変身する昔話を体験しているような感覚を味わえる。
ゲームストーリーでも、「狐につままれたようだった」という日本の慣用句がそのまま採用されており、最後まで何が本当で何が嘘なのか分からない、不思議な世界観が演出されている。
イラストにはさまざまな表情を持つ狐面が描かれており、和風ホラーや妖怪文化が好きな人にも魅力的な作品となっている。