ふぇーるらーべん Fjällräven
厳しい北欧の自然を生きるホッキョクギツネを名称とロゴに掲げたスウェーデンのアウトドアブランド
概要
フェールラーベン(Fjällräven)は、1960年にスウェーデンで設立されたアウトドア用品ブランドである。バックパックを原点とし、現在はアウトドアウェア、テント、寝袋、帽子、ベルト、各種アクセサリーなどを幅広く展開している。
丈夫で機能的な製品を長期間使えるように設計することを重視しており、登山やキャンプだけでなく、通勤、通学、旅行などの日常生活でも使用しやすい商品が多い。特に四角い形状と豊富なカラーで知られるバックパック「Kånken(カンケン)」は、ブランドを代表する製品となっている。フェールラーベン日本公式サイト
基本情報
ブランド名:Fjällräven(フェールラーベン)
設立:1960年
創業者:Åke Nordin(オーケ・ノルディン)
設立地:スウェーデン・エルンシェルツビク
種類:アウトドア用品ブランド
主な商品:バックパック、デイパック、ジャケット、シャツ、パンツ、帽子、テント、寝袋、アクセサリーなど
代表商品:Kånken(カンケン)
ブランドの成り立ち
創業者のオーケ・ノルディンは、少年時代に使用していたバックパックの背負い心地に不満を感じ、より快適に荷物を運べる構造を考えた。自ら製作したバッグに木製のフレームを組み合わせ、荷物の重さを背中全体へ分散させる方法を試したことが、ブランド誕生の原点となった。
その後、軽量かつ丈夫なバックパックへの需要に着目し、1960年に自宅の地下室でフェールラーベンを創業した。最初の商品はアルミニウム製の外部フレームを使用したバックパックであり、そこからテント、寝袋、ウェアなどへ商品分野を広げていった。フェールラーベン公式ヒストリー
グッズの特徴
フェールラーベンの商品は、北欧の自然環境で使用することを想定した耐久性と機能性を特徴とする。登山や長距離トレッキングに対応する本格的な装備だけでなく、街中でも使いやすいデイパックや衣料品も展開している。
代表商品のカンケンは、スウェーデンの子どもたちが使用するスクールバッグとして1978年に発売されたバックパックである。直線的で四角い形状、上部の持ち手、背負うためのストラップ、円形のフェールラーベンロゴなどを特徴とする。通常モデルのほか、小型の「Kånken Mini」、ノートパソコン用収納を備えたモデル、ショルダーバッグなど、多数の派生商品が作られている。
衣料品やバッグには、丸くなったホッキョクギツネを図案化したロゴが付けられていることが多い。ロゴは比較的小さく配置されるため、動物を題材にしながらも落ち着いた印象があり、普段使いのキツネグッズとしても取り入れやすい。
キツネとの関係
「Fjällräven」はスウェーデン語で「ホッキョクギツネ」を意味する。ホッキョクギツネはスカンジナビア北部の山岳地帯などに生息し、厳しい寒さに適応して生きる動物である。その小さな体で過酷な自然を生き抜く姿がブランドの精神と重ねられ、名称とロゴの両方に採用されている。
ロゴには、体を丸めて尾を顔の近くへ寄せたホッキョクギツネが描かれている。これはフェールラーベンを象徴する意匠であり、バックパック、ウェア、帽子、テントなど、さまざまな商品に使用されている。フェールラーベン公式「ロゴの物語」
また、フェールラーベンはキツネをデザインに利用するだけでなく、自然環境や野生動物を守る活動にも取り組んでいる。「Arctic Fox Initiative」では、環境保全活動を行う団体やプロジェクトを支援している。日本では「アークティックフォックス基金」として紹介されており、絶滅の危機にあるスカンジナビアのホッキョクギツネに関する支援も行われてきた。フェールラーベン日本公式サイト「アークティックフォックス基金」
関連URL
・フェールラーベン日本公式サイト
・フェールラーベン日本公式オンラインストア
https://www.fjallravenby3nity.jp/
・フェールラーベン海外公式サイト