きつねめん 狐面
狐を模した仮面である。神楽や祭礼、伝統芸能、演劇で使用されるほか、近年では祭りやコスプレ、創作作品などでも広く親しまれている。
狐面は、狐の顔をかたどった仮面であり、日本各地の祭礼や伝統芸能で古くから用いられてきた。
特に稲荷神社の祭礼では、神の使いである狐を表現するために白い狐面が使われることが多い。また、神楽や郷土芸能では、狐に化けた神霊や妖狐を演じる際の重要な道具となっている。
近年では、アニメやゲームなどの影響もあり、夏祭りの屋台で販売される装飾品やコスプレ用品としても人気が高い。伝統的な白狐面だけでなく、赤い模様や金色の装飾が施された現代的なデザインも数多く見られる。
狐面が白く作られることが多い理由は、白狐が稲荷神の神使(しんし)として神聖視されてきたためと考えられている。
白は日本文化において清浄・神聖・浄化を象徴する色でもあり、神事や祭礼で用いられる仮面にも多く採用されている。
一方、近年では創作作品の影響により、黒・金・赤・青などさまざまな色彩や装飾を施した狐面も制作されており、伝統文化と現代文化をつなぐアイコンとして人気を集めている。