しろきつねのさかずき 白狐の盃
愛知県の関谷酒造と地酒林屋が共同で手掛けるオリジナル日本酒である。 地酒林屋の完全プライベートブランドとして企画され、「白狐の盃シリーズ」の第一弾として登場した。地元の酒米「夢山水」を使用し、地元の酒蔵と酒販店が協力して造った地域性の高い一本となっている。 720mlで200本のみという少量限定商品であり、売り切れ次第終了する希少な日本酒として展開されている。
製造:関谷酒造
企画・販売:地酒林屋
生産地:愛知県
種類:日本酒
使用米:夢山水
容量:720ml
生産数:200本限定
シリーズ:白狐の盃シリーズ 第一弾
狐との関わり
本商品の最大の狐要素は、「白狐の盃」という銘柄名と、その世界観である。
「白狐」は日本の狐文化において、神秘的・霊的な存在として描かれることが多く、特に稲荷信仰では神使である狐を白狐として表現する例が知られている。
一方、白狐の盃について、関谷酒造や地酒林屋が、
「稲荷信仰に由来して白狐と名付けた」
などと説明した資料は、今回確認できなかった。
そのため本商品については、
・商品名に「白狐」を採用している
・「盃」と組み合わせて和風で幻想的な酒の世界観を作っている
・販売ページでも「月明かり」と「白狐の世界観」を組み合わせて紹介している
という、確認できる範囲で狐との関係を紹介するのが適切である。
「白狐の盃」という世界観
地酒林屋の商品説明では、「白狐の盃」を単なる日本酒の商品名としてではなく、物語性を持ったブランドとして表現している。
商品について、
「出会えた人だけの一本」
という限定感を打ち出し、さらに写真撮影の楽しみ方として「盃+月明かりで白狐の世界観」と紹介している。
白狐、月夜、盃という日本的で幻想的なモチーフを組み合わせることで、酒そのものだけでなく、飲む場面や雰囲気まで含めた商品世界を作っている点が特徴である。
「ふぉくすなっ♪」では、狐の伝承そのものを商品化した酒とは少し異なり、
「白狐というイメージを使って幻想的な酒の世界観を作った商品」
として紹介すると分かりやすい。
関谷酒造
製造を担当する関谷酒造は、愛知県北設楽郡設楽町を拠点とする酒蔵である。
代表銘柄には「蓬莱泉」があり、「空」「吟」「美」などの純米大吟醸をはじめ、さまざまな日本酒を製造している。関谷酒造は元治元年創業の酒蔵として紹介されている。
白狐の盃は、その関谷酒造と地酒林屋が共同で造ったプライベートブランド商品である。
通常の「蓬莱泉」シリーズとは別に、酒販店とのコラボレーションから生まれた限定酒という位置付けになる。
夢山水
白狐の盃には、愛知県の酒造りと関係の深い酒米「夢山水」が使用されている。
販売ページでは「地元酒米 夢山水」と表現されており、
「地元の米で、地元の蔵と、地元の酒屋が造った」
ことを商品の大きな特徴としている。
つまり白狐の盃は、
愛知の酒米
+
愛知の酒蔵
+
愛知の酒販店
によって造られた日本酒である。
狐という幻想的な商品イメージを持ちながら、酒そのものは地域性を強く意識した造りとなっている。
味わい
白狐の盃は、華やかでフルーティーな香りと、なめらかな口当たりを特徴としている。
地酒林屋では、
・香りはフルーティーで上品
・口当たりはなめらかで軽やか
・余韻はすっと綺麗
というスタイルとして紹介している。
重厚な熟成酒というよりも、華やかな香りと軽快な飲み口を楽しむタイプの日本酒となっている。
限定酒という特別感もあり、自宅用だけでなく贈答用としても想定されている。
生酒
白狐の盃には「生」と表記された商品も確認できる。
「白狐の盃(生)720ml」も、関谷酒造と地酒林屋によるコラボPBとして販売され、夢山水を使用したシリーズ第一弾の商品として紹介されている。
こちらも華やかな香りとなめらかな口当たりを特徴としている。
そのため流通時期によっては、
・通常の商品
・生酒
など異なる仕様が存在する可能性がある。
「ふぉくすなっ♪」では、スペックを一種類に固定せず、「生酒仕様も確認できる」と本文で補足しておくのがよい。
200本限定
白狐の盃シリーズ第一弾は、720mlで200本限定の商品として販売されている。
販売元では、
「200本のみ。なくなり次第終了」
と明記されている。
通常の定番酒ではなく、少量だけ造られるプライベートブランドという点も本商品の特徴である。
「白狐」という神秘的な存在と、「出会えた人だけ」という限定性を重ねた商品演出にもなっている。
蓬莱泉 空とのセット
白狐の盃は、関谷酒造を代表する人気酒「蓬莱泉 空」と組み合わせた飲み比べ・ギフトセットでも販売されている。
これにより、
関谷酒造の代表的な定番酒
「蓬莱泉 空」
と、
地酒林屋との限定コラボ酒
「白狐の盃」
を同時に楽しめる。
白狐の盃が、関谷酒造の通常ラインとは別の特別なコラボレーション商品であることが分かりやすい組み合わせでもある。
豆知識
「白狐の盃」は「しろきつねのさかずき」と読む。
「白狐」を「びゃっこ」ではなく「しろきつね」と読ませている点も特徴的である。
これまで紹介してきた「㐂津禰 白狐」などでは「白狐」を「びゃっこ」と読む例もあるため、同じ文字でも商品によって読み方が異なる。
また、現時点の商品説明では「白狐の盃シリーズ 第一弾」と明記されている。
つまり今後、第二弾以降が展開される可能性を感じさせるシリーズ構成になっている。
ただし、現時点で第二弾の商品内容までは確認できないため、「今後別の狐酒が登場する」と断定するのは避けたい。
関連項目
- 関谷酒造
- 地酒林屋
- 蓬莱泉
- 蓬莱泉 空
- 夢山水
- 白狐
- 愛知県
- 日本酒
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