ふらわーないとがーる FLOWER KNIGHT GIRL
花や植物をモチーフとした少女たち「花騎士」を率いて戦うRPGである。 プレイヤーは「団長」となり、害虫と戦う花騎士たちを編成しながら物語を進めていく。 公式ではジャンルを「花×美少女×RPG」としており、400体を超えるキャラクターが登場する。対応機種はiOS、Androidのほか、DMM GAMESでも展開されている。 本作そのものが狐をテーマとしたゲームではないが、狐を思わせる耳や尻尾を持つヒガンバナや、名前・外見・設定の双方に狐要素を持つキツネノボタンなど、狐との関係が深い花騎士が登場する。
基本情報
タイトル:FLOWER KNIGHT GIRL
読み:フラワーナイトガール
略称:花騎士、FKG
ジャンル:花×美少女×RPG
対応機種:iOS、Android、PC
プレイ人数:1人を基本とする
ゲームには多数の花騎士が登場し、それぞれ実在する植物の名前、花言葉、特徴などを取り入れたキャラクターとして描かれている。
ゲーム概要
舞台となる世界では、人々を脅かす「害虫」と花騎士たちとの戦いが続いている。
プレイヤーは騎士団長として花騎士を集め、部隊を編成して害虫と戦う。
花騎士にはそれぞれ、
名前の由来となる植物
所属国家
属性
花言葉
性格
能力
個別の物語
などが設定されている。
植物の特徴だけでなく、動物や妖怪など別のモチーフを組み合わせたキャラクターも存在し、その中に狐を強く連想させる花騎士がいる。
ヒガンバナ
ベルガモットバレー出身の花騎士。
モチーフとなっている植物はヒガンバナで、品種はヒガンバナ科。属性は魔。
花言葉には、
「情熱」
「悲しい思い出」
「独立」
などが設定されている。
公式キャラクター紹介にも登場しており、ベルガモットバレー所属の代表的な花騎士の一人である。
ヒガンバナと狐
ヒガンバナは、狐を思わせる大きな耳と複数の尻尾を持つキャラクターである。
自己紹介でも、自分の「耳と尻尾」について自ら触れており、それらには触らせないという強いこだわりを持つ。プロフィール上でも「耳と尻尾は誰にも触らせない」ことがポリシーとして挙げられている。
人間の女性に近い姿を基本としながら、
大きな狐耳
豊かな複数の尻尾
妖艶な雰囲気
魔属性
といった特徴を持ち、妖狐や九尾の狐を強く連想させるデザインとなっている。
ただし、ゲーム内で単純に「ヒガンバナは妖狐である」と明記されているわけではない。
そのため、狐Wikiでは、
「狐・妖狐を強くモチーフとした花騎士」
として扱うのが適切である。
耳と尻尾
ヒガンバナにとって耳と尻尾は、単なる衣装の一部以上に強くキャラクター性へ組み込まれている。
通常版の自己紹介では、耳と尻尾には「情熱」と「悲しい思い出」が詰まっていると語る一方で、本人はそれが本当なのか、かわいいから付けているだけなのかを煙に巻くような話し方をする。
この曖昧さも、ヒガンバナの狐らしい妖艶さや、人をからかうような性格につながっている。
別衣装「世界花の巫女」でも耳と尻尾について自ら言及しており、ヒガンバナを象徴する特徴として継続的に扱われている。
複数の尻尾
ヒガンバナの外見で特に目立つのが、複数の大きな尻尾である。
複数の尾を持つ狐は、日本や東アジアの妖狐伝承においてよく見られる表現であり、特に九本の尾を持つ「九尾の狐」が有名である。
ヒガンバナも、その豊かな複数尾によって妖狐を思わせる強い印象を持つ。
ただし、公式設定上で「九尾の狐そのもの」であると明記されているわけではないため、九尾と断定するのではなく、
「九尾の狐などの妖狐を連想させるデザイン」
とするのが適切である。
性格
ヒガンバナは、余裕のある大人びた女性として描かれる。
積極的で相手をからかうような態度を取ることもあり、頭の回転も速い。
一方で、自身の耳や尻尾については誰にも触らせないという明確な線引きを持っている。
狐の妖艶なイメージと、相手を煙に巻くような言動が組み合わされたキャラクターとなっている。
ヒガンバナの別バージョン
ヒガンバナには複数の別衣装・別バージョンが存在する。
代表的なものに、
ヒガンバナ(世界花の巫女)
ヒガンバナ(輝く情熱のドレス)
ヒガンバナ(生命樹の祝福)
ヒガンバナ(悲しい思い出のメイド)
などがある。
衣装が変化しても、狐を思わせる耳と尻尾はヒガンバナを象徴する特徴として引き継がれている。
ヒガンバナ(世界花の巫女)
イベント「色づく世界花の巫女」に登場した別バージョン。
人気投票「栄華祭 グランデ・フルール」で1位となったことを受けて実装された。
自己紹介でも、自身が1位になった理由について「尻尾と耳」に言及しており、狐を思わせる特徴が本人のキャラクター性の一部として扱われている。
キツネノボタン
ロータスレイク所属の花騎士。
モチーフとなる植物は「キツネノボタン」で、キンポウゲ科の植物である。
属性は斬。
花言葉には、
「恵まれた生活」
「ひとりぼっち」
「騙しうち」
などがある。
2018年10月15日に実装され、イベント「大怪盗は甘いのがお好き?」に登場した。
キツネノボタンと狐
キツネノボタンは、名前そのものに「キツネ」が含まれている。
ただし、これはキャラクター独自の狐名ではなく、実在する植物「キツネノボタン」に由来する。
一方で、本作のキツネノボタンは名前だけでなく、キャラクターデザインや設定にも実際に狐を思わせる特徴を持っている。
特に重要なのが「二本の尻尾」である。
プロフィールでは、
「二本の尻尾を擦り合わせること」
が癖として設定されている。
そのため、単に植物名に「キツネ」が入っているだけのキャラクターではなく、実際のキャラクターデザインにも狐要素が取り入れられている。
二本の尻尾
キツネノボタンは二本の尻尾を持つ。
プロフィールでは、尻尾同士を擦り合わせることが日常的な癖として記載されている。
狐の妖怪や霊獣を扱う創作では、尾の数が一つではない狐が描かれることがある。
キツネノボタンについても二尾という外見によって、普通の動物としての狐よりも、幻想的な狐キャラクターを思わせるデザインとなっている。
ただし、公式設定上で「二尾の妖狐」など特定の妖怪種として明記されているわけではない。
いなり寿司
キツネノボタンは、好きな食べ物として「いなり寿司」が設定されている。
いなり寿司は油揚げを用いた料理であり、日本では稲荷信仰や狐の好物という俗信・イメージと強く結び付いている。
そのため、
名前:キツネノボタン
外見:二本の尻尾
好物:いなり寿司
という複数の要素によって、狐モチーフが強調されている。
性格
キツネノボタンは、無表情でやや暗めの雰囲気を持つ少女。
一方で感情そのものは比較的分かりやすく、好奇心も旺盛である。
怪盗「ナイトシェード」に憧れ、ワルナスビへ弟子入りすることを目標としている。
幼い頃に読んだ「怪盗ロマン」という本へ影響を受けたことがそのきっかけで、ワルナスビを追いかけながら怪盗になるための修行や勉強を続けている。
特殊能力
キツネノボタンには、肌や体液を介して他者へ魔力を与える特殊な能力がある。
この能力によって対象の心身を活性化させることができ、プロフィールでも特技として記載されている。
狐火や変身といった典型的な妖狐能力とは異なるが、通常の人間とは異なる特殊な力を持つ人物として描かれている。
ワルナスビとの関係
キツネノボタンが特に強い憧れを抱いているのがワルナスビである。
ワルナスビが怪盗ナイトシェードとして活動する姿に憧れ、その弟子になるために追いかけている。
しかし、ラークスパーからは動機が不純であるとして弟子入りを認めてもらえていない。
狐そのものとは直接関係しない設定だが、キツネノボタンの物語や行動原理を理解するうえで重要な関係である。
キツネノボタン(バレンタイン)
2020年2月3日に実装された別バージョン。
イベント「甘い気持ちをあなたに」に登場した。
通常版と同じく二本の尻尾を持ち、基本的な人物設定も引き継がれている。
バレンタインというテーマに合わせ、チョコレートを作り、さまざまな相手へ渡す姿が描かれている。
狐との関係性
『FLOWER KNIGHT GIRL』そのものは、狐を主題としたゲームではない。
作品全体の中心は花や植物の擬人化であり、登場人物も基本的に植物をモチーフとする花騎士である。
その中で、ヒガンバナとキツネノボタンには明確な狐要素が存在する。
ヒガンバナは、
狐を思わせる大きな耳
複数の豊かな尻尾
妖艶な雰囲気
耳と尻尾を重要視するキャラクター設定
を持つ。
一方キツネノボタンは、
植物名そのものに「キツネ」を持つ
二本の尻尾を持つ
尻尾を擦り合わせる癖がある
いなり寿司を好む
という形で狐モチーフが取り入れられている。
特にキツネノボタンは、「植物名に狐が含まれる」という偶然的な名称だけで終わらず、それをキャラクターデザインや好物にも広げている点が特徴である。
狐ゲームとしての分類
狐が主人公:非該当
狐がゲーム全体の主要テーマ:非該当
狐モチーフの主要キャラクター:該当
狐耳:該当
狐の尻尾:該当
複数の尾:該当
二本の尾:該当
妖狐を連想させるキャラクター:該当
名前に「キツネ」を持つキャラクター:該当
いなり寿司を好む狐モチーフキャラクター:該当
狐の伝承そのものを主題とした作品:非該当
『FLOWER KNIGHT GIRL』では、花や植物を擬人化するという作品の基本コンセプトに、狐をはじめとする別のモチーフが組み合わされることがある。
ヒガンバナは複数の尻尾と狐耳を持つ妖狐的な花騎士として、キツネノボタンは植物名の「キツネ」を二本の尻尾やいなり寿司などの設定にまで発展させた花騎士として、それぞれ異なる形で狐が取り入れられている。