そうらんのちかい ぶるーおーす 蒼藍の誓い - ブルーオース
実在した艦船を美少女「戦姫」として擬人化したリアルタイム海戦RPGである。 日本では2020年4月7日に正式サービスを開始した。プレイヤーは指揮官として戦姫たちを編成し、主砲、魚雷、航空攻撃などを使いながら海上で敵勢力「ムーバー」と戦っていく。 本作そのものが狐を題材としたゲームではないが、フランスをモデルとした陣営「リリウム」の駆逐戦姫には動物を取り入れたデザインが採用されており、その中でも「ル・ファンタスク級」の戦姫は狐をモチーフとしているとされる。保存されている攻略資料では、リリウム駆逐艦は動物モチーフで統一され、「ル・ファンタスク級はキツネ」と明記されている。 代表的な狐関連戦姫は、 ル・ファンタスク ル・テリブル ル・マラン である。
基本情報
タイトル:蒼藍の誓い - ブルーオース
略称:ブルーオース
ジャンル:リアルタイム海戦RPG
日本版サービス開始日:2020年4月7日
日本版サービス終了日:2023年8月31日
対応機種:iOS、Android、PC
日本版は2023年8月31日15時をもってサービスを終了した。
ゲーム概要
『ブルーオース』では、
戦艦
航空母艦
巡洋艦
駆逐艦
潜水艦
などの実在艦船が、人型の「戦姫」として登場する。
戦闘は3Dの海上でリアルタイムに進行し、プレイヤーは艦隊の進行方向や速度を調整しながら、主砲・魚雷・航空攻撃などを使用する。
狐との関係は艦船そのものに由来するのではなく、一部戦姫へ付けられた動物モチーフに存在する。
リリウム
フランスをモデルとした陣営。
名称の「リリウム」は、フランスを象徴する花として知られる百合に由来するとされる。
リリウム所属の戦姫には、
ル・ファンタスク
ヴォルタ
ル・テリブル
ル・マラン
アルジェリア
フォッシュ
ストラスブール
ダンケルク
などが存在する。
特に駆逐艦については、動物の特徴を取り入れたキャラクターデザインで統一されていると保存資料で説明されている。
その中でも、
ル・ファンタスク級
→狐
モガドール級
→兎
というモチーフの違いが確認できる。
ル・ファンタスク級と狐
『ブルーオース』で狐との関係が特に分かりやすいのが、フランス海軍の大型駆逐艦「ル・ファンタスク級」をモデルとした戦姫たちである。
日本版に登場した主な同型艦は、
ル・ファンタスク
ル・テリブル
ル・マラン
である。
攻略資料では、リリウム所属の駆逐戦姫について「ル・ファンタスク級はキツネ」と説明されており、ル・テリブルについても「狐姿の駆逐戦姫」と明記されている。
そのため、この三人は単なる「狐に見えるかもしれない獣耳」ではなく、少なくともキャラクターデザイン上は狐を基礎としたグループとして扱うことができる。
ただし、
妖狐
狐の獣人
本物の狐が人間になった存在
といった種族設定が確認できるわけではない。
あくまで「艦船を擬人化した戦姫に狐の外見的特徴を加えたデザイン」である。
ル・ファンタスク
CV:本渡楓
フランス海軍の大型駆逐艦「ル・ファンタスク」をモデルとしたSSR戦姫。
リリウム所属。
「わがままでわんぱく、自称『最速駆逐艦』の活発な少女」と紹介され、高速航行を非常に好む。
ル・ファンタスクと狐
ル・ファンタスクの公式紹介では、外見上の特徴として、
「ケモノ耳」
が明確に取り上げられていた。
この紹介単独では動物の種類までは明記されていないが、保存されているゲーム資料では、ル・ファンタスク級の動物モチーフは「キツネ」と整理されている。
したがって狐Wikiでは、
「狐をモチーフとしたケモノ耳を持つ戦姫」
として掲載するのが適切である。
高速の狐
ル・ファンタスクを特徴付けるもう一つの要素が「速さ」である。
彼女は自らを「最速駆逐艦」と称し、高速航行そのものを楽しむ性格として描かれる。
狐は野生動物としても俊敏なイメージを持つが、本作の場合、速さの設定は狐由来というより、モデルとなった実在のル・ファンタスク級駆逐艦の高速性能をキャラクター化したものである。
つまり、
実在艦の高速性能
+
狐の動物モチーフ
が一つの戦姫へ組み合わされている。
ル・テリブル
CV:美波わかな
ル・ファンタスク級大型駆逐艦「ル・テリブル」をモデルとしたSSR戦姫。
リリウム所属。
優しそうな外見とは裏腹に、他人の弱点を狙っていたずらを仕掛けることが好きな少女として設定されている。
ル・テリブルと狐
ル・テリブルについては、保存されているキャラクター資料で、
「狐姿の駆逐戦姫」
と明確に説明されている。
また尻尾が存在することについても言及されているため、
狐を思わせる耳
狐の尻尾
人型の少女
という狐娘型のデザインであることが確認できる。
本作で狐との関係が特に明瞭な戦姫の一人である。
いたずら好き
ル・テリブルは他人へいたずらを仕掛けたり、怖い話をしたりすることを好む。
ただし、臆病すぎる人物などには無理にいたずらを仕掛けないという独自の基準も持っている。
日本の狐伝承には「人を化かす」「いたずらをする」といった狐像が存在するため、結果として狐の伝承的イメージとも相性のよい性格となっている。
一方で、ゲーム内で、
「狐だからいたずら好き」
と公式に説明されているわけではない。
したがって、狐伝承との類似は補足的なものとして扱うのがよい。
最速の駆逐艦
ル・テリブルは、史実上でも非常に高速な駆逐艦として知られる。
ゲーム内でも速力42という非常に高い値を持ち、同型艦のル・ファンタスクやル・マランと編成すると高速で海上を進む。
狐モチーフの少女たちが高速で海上を駆けるという、本作ならではの組み合わせを見ることができる。
ル・マラン
CV:美波わかな
ル・ファンタスク級大型駆逐艦「ル・マラン」をモデルとしたSSR戦姫。
リリウム所属。
無口で生粋の戦士として描かれ、戦闘能力には非常に優れているが、それ以外のことには疎い人物である。
ル・マランと狐
ル・マランはル・ファンタスク、ル・テリブルと同じル・ファンタスク級に属する。
保存資料ではル・ファンタスク級駆逐戦姫全体の動物モチーフが狐とされているため、ル・マランも同じ狐系デザインに属すると考えられる。
また、ル・テリブルとは学生服風のセーラー衣装など共通したデザイン要素も持つ。
ただし、ル・マラン個別の公開プロフィールで「狐」と直接明記した一次資料までは今回確認できなかった。
そのため、
「ル・ファンタスク級共通の狐モチーフを持つ戦姫」
として記載するのが安全である。
三人の関係
狐モチーフの三人はいずれも、史実のル・ファンタスク級大型駆逐艦をモデルとしている。
ル・ファンタスク
→同型艦のネームシップ。活発で高速航行が好き。
ル・テリブル
→いたずらや怖い話が好き。狐姿と尻尾が資料上で明記される。
ル・マラン
→無口で戦闘に長けた戦士。
というように、同じ狐モチーフでも性格は大きく異なる。
ヴォルタとの違い
リリウムの駆逐艦だからといって、すべてが狐ではない。
同じリリウム所属の駆逐艦「ヴォルタ」は、モガドール級駆逐艦をモデルとしており、動物モチーフは「ウサギ」と説明されている。
つまり、
ル・ファンタスク級
→狐
モガドール級
→兎
と、艦級によって動物モチーフが異なる。
そのため、リリウムの獣耳キャラクターすべてを狐として分類するべきではない。
赤城・加賀について
『ブルーオース』には実在した航空母艦をモデルとした「赤城」なども登場する。
他の艦船擬人化作品では、赤城や加賀が狐耳・狐の尻尾を持つキャラクターとして描かれる例がある。
しかし、それはそれぞれの作品独自の設定である。
『ブルーオース』の赤城について確認できるプロフィールでは、航空母艦「赤城」の擬人化戦姫であることは分かるものの、狐を種族・モチーフとして明示した設定は今回確認できなかった。
したがって、
「赤城という艦名だから狐」
と分類することはできない。
本作で狐との関係が明確なのは、むしろフランス系のル・ファンタスク級である。
狐そのものなのか?
ル・ファンタスク級の戦姫は狐の特徴を持つが、本作の基本設定ではあくまで「戦姫」である。
実在艦船
↓
人型の戦姫として擬人化
↓
ル・ファンタスク級には狐の動物モチーフを追加
という構造になっている。
そのため、
妖狐:非該当
狐の獣人:公式種族としては非該当
狐モチーフの艦船擬人化:該当
と考えると分かりやすい。
狐耳と狐の尻尾
ル・ファンタスクについては公式紹介で「ケモノ耳」が特徴として取り上げられている。
ル・テリブルについては保存資料で「狐姿」と尻尾の存在が明記されている。
またル・ファンタスク級自体が狐をモチーフとしているとされることから、このグループは、
狐耳
狐の尻尾
少女型の戦姫
という「狐娘」に近いビジュアルとして分類できる。
妖狐との違い
三人は狐をモチーフとしているが、
九尾
狐火
変化の術
稲荷信仰
妖術
など、日本・東アジアの妖狐伝承を中心とした設定は確認できない。
そのため、
「妖狐キャラクター」
というより、
「狐をデザインモチーフとした艦船擬人化キャラクター」
と表現する方が正確である。
狐との関係性
『蒼藍の誓い -ブルーオース-』そのものは狐を主題としたゲームではない。
作品の中心は、
実在艦船
艦船擬人化
戦姫
海戦
である。
しかし、フランス系陣営「リリウム」の駆逐戦姫には動物モチーフが設定されており、その中でもル・ファンタスク級は狐をモチーフとした姿で統一されていると保存資料で確認できる。
代表的なのは、
ル・ファンタスク
ル・テリブル
ル・マラン
の三人である。
特にル・テリブルは「狐姿の駆逐戦姫」と明記され、尻尾も確認できるため、本作の狐関連キャラクターとして非常に分かりやすい。
主な狐関連キャラクター
ル・ファンタスク
→CV:本渡楓。SSR駆逐戦姫。リリウム所属。公式紹介でもケモノ耳が特徴として挙げられる。ル・ファンタスク級共通の狐モチーフを持つ。
ル・テリブル
→CV:美波わかな。SSR駆逐戦姫。リリウム所属。保存資料で「狐姿の駆逐戦姫」と明記され、尻尾も持つ。
ル・マラン
→CV:美波わかな。SSR駆逐戦姫。リリウム所属。ル・ファンタスク級共通の狐モチーフに属する。無口で戦闘に長けた性格。
サービス終了
日本版『蒼藍の誓い - ブルーオース』は2023年8月31日15時をもってサービスを終了した。
そのため現在、日本版でル・ファンタスク、ル・テリブル、ル・マランなどを新たに入手してプレイすることはできない。
狐ゲームの記録という観点では、サービス終了後も「狐をモチーフとした艦船擬人化」という特徴を残す作品である。
まとめ
『蒼藍の誓い - ブルーオース』では、フランス系陣営「リリウム」に所属するル・ファンタスク級駆逐戦姫が狐をモチーフとした姿で描かれている。
ル・ファンタスク、ル・テリブル、ル・マランがその代表であり、特にル・テリブルについては「狐姿」と尻尾の存在が資料上でも明確に確認できる。
妖狐や狐獣人が登場する作品ではなく、「実在した高速駆逐艦を美少女化し、さらに狐の外見的特徴を与えた」という、艦船擬人化ならではの狐表現を持つゲームである。