しゃどうばーす Shadowverse

Cygamesが開発・運営した対戦型オンラインTCGである。 2016年にサービスを開始し、スマートフォンやPC向けに展開された。プレイヤーはクラスごとに用意されたカードからデッキを構築し、フォロワー、スペル、アミュレットなどを使用して1対1のカードバトルを行う。公式では4000種類を超えるカードが収録されている。 本作そのものが狐を題材としたゲームではないが、「大妖狐・ギンセツ」「宿命の狐火・セッカ」「千年妖狐・ユエル」をはじめ、妖狐、九尾、狐火、天狐、白狐などを題材としたカードが複数登場する。

基本情報

タイトル:Shadowverse
読み:シャドウバース
略称:シャドバ
ジャンル:対戦型オンラインTCG
開発・運営:Cygames
サービス開始:2016年
対応機種:iOS、Android、Windows、Mac

ゲームではエルフ、ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイア、ビショップ、ネメシスなどのクラスが存在し、それぞれ異なる特徴を持つカードを組み合わせてデッキを構築する。

2026年には『Shadowverse』本編のサービス終了が告知され、同年7月1日から未使用クリスタルの払い戻し受付が行われている。

狐との関係

『Shadowverse』には、狐を直接題材としたフォロワーやスペル、アミュレットが複数存在する。

特に代表的なのが、

大妖狐・ギンセツ
宿命の狐火・セッカ
光耀の狐火・セッカ
千年妖狐・ユエル
一ツ尾狐
天狐
天狐の社
福呼びの狐
九尾の決意
九尾の決別

などである。

狐そのものを描いたカードから、人型の妖狐、九尾、狐火、神使としての白狐まで、さまざまな狐表現を見ることができる。

ギンセツ

CV:立花理香

「大妖狐・ギンセツ」として登場する、Shadowverseを代表する妖狐キャラクターの一人。

ネクロマンサークラスのレジェンドカードで、第15弾カードパック「Ultimate Colosseum / アルティメットコロシアム」に収録された。

カード名そのものに「大妖狐」と明記されているため、単なる狐モチーフの人物ではなく、明確な妖狐として扱われている。

大妖狐・ギンセツ

ギンセツは妖怪たちを従える存在として描かれている。

カードのフレーバーテキストでは、妖怪たちと人間の騒ぎを楽しむような人物として表現され、「百鬼」という言葉も使用されている。

外見も人間の女性を基本としながら、狐を思わせる耳や複数の大きな尾を持つ妖狐らしい姿となっている。

妖狐
複数の尾
百鬼夜行
人を化かす狐

など、日本の妖怪文化を強く意識したキャラクターである。

一ツ尾狐

ギンセツと密接に関係する狐のフォロワー。

「大妖狐・ギンセツ」を場に出した際などに呼び出されるトークンカードとして登場する。

カード名は「一ツ尾狐」と書いて「ひとつおぎつね」と読む。

フレーバーテキストには、

狐の鳴き声
化かし
幻惑

など、狐の伝承を思わせる表現が使用されている。

ギンセツ自身が直接戦うだけでなく、複数の狐を従えて戦うことがカード能力そのものにも表現されている。

テラーバンケット・ギンセツ

ギンセツには別カードとして「テラーバンケット・ギンセツ」も存在する。

第23弾カードパック「Omen of Storms / 十禍闘争」に収録されたレジェンドカードである。

『十禍闘争』では、『アルティメットコロシアム』に登場したギンセツやクオンたちが「十禍絶傑」の試練へ挑み、力を得て再登場する。

テラーバンケット・ギンセツも一ツ尾狐を呼び出す能力を持っており、進化後には疾走、守護、ドレインなど複数の能力を得る。

ギンセツと狐の眷属たちとの関係が、別カードになっても継続して表現されている。

ギンセツと妖怪

ギンセツは、狐という要素だけでなく「妖怪」の世界観とも強く結び付いている。

フレーバーテキストでは妖怪たちを「あやし」と表現し、百鬼や夜の宴を楽しむ様子が描かれる。

そのためギンセツは、

狐耳の少女

というだけではなく、

「百鬼を率いる大妖狐」

という日本の妖怪伝承を思わせる立場を持ったキャラクターである。

セッカ

CV:麻倉もも

狐や九尾と深く関係するエルフクラスのキャラクター。

代表的なカードは「宿命の狐火・セッカ」。

第20弾カードパック「Darkness Over Vellsar / 暗黒のウェルサ」に収録されたレジェンドカードである。

セッカはストーリー「暗黒世界編」に登場する人物でもあり、カードだけでなく物語上でも重要な役割を持つ。

宿命の狐火・セッカ

「宿命の狐火・セッカ」は、名称そのものに「狐火」が使用されている。

狐火は、日本で古くから狐に関係する怪火として語られてきた現象・伝承である。

カード能力では一定条件を満たすことで「九尾の決意」というスペルを手札へ加える。

つまりセッカには、

狐火
九尾

という二つの代表的な狐伝承モチーフが明確に組み込まれている。

九尾の決意

セッカと直接関係するスペルカード。

「宿命の狐火・セッカ」の能力によって手札へ加えられる。

セッカへ使用して条件を満たすことで、能力を大きく強化し、疾走を付与する。

カードの名称に「九尾」が使われているため、セッカが単に狐耳を持つキャラクターというだけではなく、九尾狐に関係する設定を持つことが明確に示されている。

「ははさま」

「九尾の決意」のフレーバーテキストでは、セッカが「ははさま」から名前を与えられたことを示す台詞が使用されている。

セッカの物語ではこの「ははさま」との関係が重要であり、彼女の出自や九尾とのつながりを理解するうえでも欠かせない要素となっている。

そのため、セッカの狐要素は外見やカード名称だけではなく、本人の過去や物語にも深く結び付いている。

光耀の狐火・セッカ

セッカは後に「光耀の狐火・セッカ」として再びカード化されている。

第32弾カードパック「Heroes of Shadowverse / ヒーローズ・オブ・シャドウバース」に収録されたレジェンドカードである。

「宿命の狐火」に続いて「狐火」という名称が引き継がれており、セッカを象徴する狐要素として一貫して使用されている。

このカードでは一定条件を満たすことで「九尾の決別」を手札へ加える。

九尾の決別

「光耀の狐火・セッカ」に関連するスペルカード。

「九尾の決意」と同様に「九尾」の名称を持ち、セッカ自身を強化する能力が設定されている。

そのためセッカでは、

宿命の狐火
九尾の決意
光耀の狐火
九尾の決別

という形で、複数のカードにわたって狐火と九尾のモチーフが継続している。

ユエル

CV:植田佳奈

「千年妖狐・ユエル」として登場する妖狐キャラクター。

エルフクラスのシルバーレアカードで、第2弾カードパック「Darkness Evolved / ダークネス・エボルヴ」に収録された。

カード名に明確に「妖狐」が使用されているため、狐との関係が非常に分かりやすいキャラクターである。

千年妖狐・ユエル

Shadowverse Portalではユエルについて、

「永き時を生きる妖狐」

と明確に説明されている。

囚われた友を救うために戦う存在で、紅蓮の「狐火」を操る。

そのためユエルには、

千年を生きる妖狐
狐火
人型の狐
長寿の妖怪

という、典型的な妖狐イメージが取り入れられている。

狐火

ユエルを象徴する能力が「狐火」である。

カードのフレーバーテキストでは、囚われた友を救うために紅蓮の狐火を操り、闇を浄化する存在として描かれている。

進化後の文章でも、狐火を躍らせながら敵を焼き払う様子が描かれる。

ユエルは、

名称だけ妖狐
外見だけ狐

というキャラクターではなく、戦闘能力にも明確な狐伝承モチーフが採用されている。

天狐

ビショップクラスのシルバーレアカード。

第5弾カードパック「Wonderland Dreams / ワンダーランド・ドリームズ」に収録された。

カード名そのものが「天狐」であり、フレーバーテキストでは「狐里の一族」と名乗っている。

また、「仙力」という言葉を使用しており、普通の動物としての狐ではなく、仙術・霊力を持つ高位の狐を思わせる存在として描かれている。

「天狐」は日本の狐伝承や妖狐の位階を語る際にも使われる名称であり、Shadowverseでも霊的な狐として取り入れられている。

天狐の社

ビショップクラスのゴールドレア・アミュレット。

「天狐」と直接関連するカードである。

自分のリーダーやフォロワーを回復するたび、敵側へダメージを与える能力を持つ。

フレーバーテキストにも天狐本人と思われる言葉が登場しており、名称だけ狐を借りた建物ではなく、「天狐」というキャラクターとの関係がある。

神社・社と狐という組み合わせも、日本の稲荷信仰などを連想させる狐文化的な表現となっている。

福呼びの狐

ビショップクラスのブロンズレアカード。

第24弾カードパック「Edge of Paradise / 天象の楽土」に収録された。

人型の妖狐ではなく、白い狐そのものが描かれるカードである。

フレーバーテキストでは「白い狐は神の遣い」と語られ、男が狐へ銭を捧げることで不思議な出来事が起こる。

この設定は、日本で広く知られる、

白狐
神の使い
信仰
ご利益

といった狐文化を強く連想させる。

白狐と神の使い

「福呼びの狐」は、Shadowverseにおける狐表現の中でも特に日本の信仰文化に近いカードである。

ギンセツやユエルのような妖狐ではなく、

白い狐
神の遣い
ご利益をもたらす狐

として描かれている。

日本では稲荷神の眷属として白狐が描かれることが多く、本カードもそうした文化的イメージを連想させる。

ただしカード内で稲荷神そのものが明示されているわけではないため、「稲荷神の狐」と断定するのではなく、「神使としての白狐をモチーフとしたカード」とするのが適切である。

狐表現の種類

『Shadowverse』には、一種類だけではなく複数の異なる狐表現が存在する。

ギンセツ
→百鬼・妖怪を率いる大妖狐

セッカ
→狐火と九尾に深く関係する少女

ユエル
→千年を生き、狐火を操る妖狐

天狐
→仙力を持つ高位の狐

福呼びの狐
→神の遣いとして描かれる白狐

一ツ尾狐
→人を化かす狐

というように、それぞれ異なる狐文化・伝承がカードへ取り入れられている。

狐との関係性

『Shadowverse』そのものは、狐を主題としたゲームではない。

しかし収録カードには狐との関係が非常に明確なものが複数存在する。

特に、

妖狐
大妖狐
九尾
狐火
天狐
一ツ尾狐
白狐
神の遣い
狐による化かし

など、日本や東アジアの狐文化を思わせる幅広い表現が採用されている。

ギンセツ、セッカ、ユエルのように狐モチーフをキャラクター設定の中心に持つ人物だけでなく、「福呼びの狐」のように動物としての狐や神使としての狐を描いたカードも存在する。

そのため『Shadowverse』は、ゲーム全体が狐を扱っているわけではないものの、カード単位では非常に多様な狐表現を見ることのできる作品である。

主な狐関連カード

大妖狐・ギンセツ
テラーバンケット・ギンセツ
一ツ尾狐
宿命の狐火・セッカ
光耀の狐火・セッカ
九尾の決意
九尾の決別
千年妖狐・ユエル
天狐
天狐の社
福呼びの狐

などが存在する。

狐ゲームとしての分類

狐が主人公:非該当
狐がゲーム全体の主要テーマ:非該当
妖狐キャラクター:該当
大妖狐:該当
九尾:該当
狐火:該当
天狐:該当
白狐:該当
狐そのもののカード:該当
狐の眷属・トークン:該当
神の使いとしての狐:該当
狐の化かし:該当
狐キャラクターをカードとして使用可能:該当

『Shadowverse』では、大妖狐・ギンセツ、宿命の狐火・セッカ、千年妖狐・ユエルをはじめ、多数の狐関連カードが登場する。

妖怪としての大妖狐、九尾と狐火、千年を生きる妖狐、高位の天狐、神の使いである白狐など、狐にまつわる異なる文化・伝承がそれぞれ別のカードとして表現されていることが、本作における狐要素の大きな特徴である。

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