くらっく, くらっく! ざ ふぉっくす! CLUCK, CLUCK! THE FOX!

2~8人用の協力型ゲーム

概要

スペイン・バルセロナの玩具メーカーLondjiが制作した協力型ボードゲームである。

プレイヤーは協力してキツネからニワトリと卵を守ることを目的とし、幼い子どもが初めて遊ぶボードゲームとして設計されている。

対象年齢は4歳以上、プレイ人数は2~8人、プレイ時間は約15分である。

本作には勝者と敗者という概念はなく、プレイヤー全員が一つのチームとなってゲームを進める。

サイコロの結果に応じて卵やニワトリを助けるか、それともキツネが巣へ近づいてしまうかが決まるため、運と相談しながら最善の選択を行うことが重要となる。

数字の概念や順番、協力することの楽しさを自然に学べるゲームとして制作されており、家族で遊ぶファミリーゲームとして高い人気を集めている。

販売元

・Londji(スペイン)

制作者

ゲーム・イラスト

・Canseixanta(Londji)

発売年

確認できず。

プレイ人数

2~8人

プレイ時間目安

約15分

ゲームストーリー

農場で暮らすニワトリたちは、大切な卵を温めながら穏やかな毎日を過ごしていた。

しかし、お腹を空かせた一匹のキツネが巣を狙って近づいてくる。

プレイヤーは農場の仲間となり、ニワトリや卵を助けながら、キツネが巣へたどり着く前にすべての卵とニワトリを安全な場所へ避難させなければならない。

果たして全員で力を合わせ、キツネより先に救出を成功させられるだろうか。

遊び方

ゲーム開始時に6つの巣それぞれへニワトリ1羽と卵4個を配置し、キツネをスタート地点へ置く。

プレイヤーは順番にサイコロを振り、出た目に従って行動する。

サイコロには、

・卵を1個救出する

・卵を2個救出する

・ニワトリを救出する

・キツネが前進する

などの結果が描かれている。

卵やニワトリを救出できた場合は、安全な場所へ移動させる。一方でキツネの目が出ると、キツネは一歩ずつ巣へ近づいていく。

プレイヤー全員で相談しながら、

「どの巣の卵を優先して助けるべきか」

「ニワトリを先に避難させるべきか」

などを考えて行動することが重要である。

すべての卵とニワトリを救出できればプレイヤー全員の勝利となる。反対に、キツネが巣へ到着してしまうとゲームオーバーとなる。

ルールは非常に簡単でありながら、協力して考える要素が多く、小さな子どもでも家族と一緒に楽しめる内容となっている。

キツネとの関係性

本作におけるキツネは、ニワトリ小屋を狙う捕食者として登場する。

現実でもアカギツネは野生下でニワトリを襲うことがあり、本作はそうした自然界の関係を子ども向けに分かりやすく表現している。

とはいえ、キツネは恐ろしい存在として描かれているわけではない。

イラストは非常に可愛らしく、どこか愛嬌のある姿で表現されており、小さな子どもでも怖がらずに遊べるデザインとなっている。

また、本作ではキツネを倒すことが目的ではなく、「キツネが来る前に救出する」という構成になっている点も特徴である。

敵を攻撃するゲームではなく、協力して動物たちを助けることへ重点が置かれており、子どもたちは遊びながら協力することや状況判断を学ぶことができる。

キツネ好きという観点では、リアルな生態を反映しつつも絵本の主人公のように愛らしく描かれたキツネを楽しめる作品であり、小さな子ども向けゲームとして非常に親しみやすい一作となっている。

オススメポイント

本作最大の魅力は、幼児でも楽しめる協力型ゲームである点である。

サイコロを振って行動するだけという簡単なルールながら、「どの卵を助けるべきか」「次は誰が何をするべきか」を相談することで、自然とコミュニケーションが生まれる。

また、勝ち負けを競うのではなく、全員で協力して一つの目標を目指すため、小さな子どもでも安心して参加できる。

イラストもLondjiらしい温かみのあるデザインで統一されており、木製玩具や絵本のような雰囲気が好きな人にもおすすめである。

キツネをテーマにしたゲームとして見ると、悪役でありながらも可愛らしい存在として描かれており、家族みんなで楽しめるキツネ作品としておすすめできる。

販売サイト

・Londji公式(海外)
https://londji.com/en/games/family-game-cluckcluck-the-fox.html

※2026年8月時点では、日本国内での公式販売は確認できなかった。