ようかいうぉっち 妖怪ウォッチ

レベルファイブが制作・発売するRPGシリーズである。 第1作『妖怪ウォッチ』は2013年7月11日にニンテンドー3DS向けに発売された。主人公が不思議な時計「妖怪ウォッチ」を手に入れ、町の中に潜む妖怪を見つけ、彼らと友達になりながらさまざまな事件を解決していく。 狐との関係では、「キュウビ」が代表的な存在である。 キュウビは妖怪大辞典で、 「九つの尾を持つキツネの妖怪」 と明記されている。 そのため、単に狐をモチーフとしているのではなく、設定上明確な九尾の狐である。

基本情報

タイトル:妖怪ウォッチ

ジャンル:RPG

第1作発売日:2013年7月11日

対応機種:ニンテンドー3DS

制作・発売:レベルファイブ

舞台となる「さくらニュータウン」には、人間には通常見えないさまざまな妖怪が暮らしている。

主人公は妖怪ウォッチを使って妖怪を発見し、事件を解決したり、戦った妖怪と友達になったりしながら物語を進めていく。

キュウビ

種族:フシギ族

ランク:S

必殺技:紅蓮地獄

『妖怪ウォッチ』シリーズを代表する狐妖怪。

妖怪大辞典では、

「妖怪の中でも最上位とされる、九つの尾を持つキツネの妖怪」

と説明されている。

したがってキュウビは、

狐:該当

妖狐:該当すると考えられる

九尾の狐:明確に該当

九本の尾:該当

という非常に分かりやすい狐キャラクターである。

九つの尾

キュウビ最大の特徴は、その名の通り九本の尾を持つことである。

九尾の狐は、中国や日本をはじめ東アジア各地の伝承に登場する狐の霊獣・妖怪として知られている。

『妖怪ウォッチ』では、この九尾狐を子どもにも分かりやすい妖怪キャラクターとして再構成している。

ただし、

玉藻前

妲己

白面金毛九尾の狐

など、特定の伝承上の九尾狐本人として設定されているわけではない。

あくまで『妖怪ウォッチ』独自の「キュウビ」という妖怪である。

最上位の妖怪

キュウビは妖怪大辞典で、

「妖怪の中でも最上位」

とされている。

そのため九尾という特徴は外見だけではなく、妖怪としての格の高さにも結び付いている。

一般的な九尾狐伝承でも、尾の数が多い狐ほど長寿で強大な力を持つ存在として描かれることが多い。

『妖怪ウォッチ』のキュウビも、そうした「九尾=強大な狐妖怪」というイメージを強く受け継いでいる。

炎を操る力

キュウビは非常に強力な炎を生み出すことができる。

妖怪大辞典では、

「火山の噴火と同じくらいの力」

を容易に生み出せると説明されている。

必殺技も、

「紅蓮地獄」

であり、炎属性を強く意識した妖怪となっている。

狐の妖怪と炎の組み合わせは、日本の「狐火」などを連想させる。

ただしゲーム内設定でこの炎が正式に「狐火」と呼ばれているわけではないため、

狐火:直接の公式名称としては未確認

とするのが適切である。

人間への変身

『妖怪ウォッチ』シリーズでは、キュウビが人間の少年の姿で行動する描写も存在する。

特にアニメでは、美少年の姿へ変身して女性をときめかせる「キュン玉」を集めるエピソードが描かれている。

公式配信の『妖怪ウォッチ♪』でも、「キュウビのキュンキュン大作戦♪」として、キュウビが人の心をキュンとさせて「キュン玉」を集める物語が公開されている。

狐が人間へ化けるという設定は、日本の妖狐伝承を代表する特徴の一つであり、キュウビにもその要素が取り入れられている。

キュン玉

キュウビには、人間の女性をときめかせて「キュン玉」を集めるというコミカルな一面がある。

強大な九尾の狐でありながら、

美少年へ変身

女性を魅了

キュン玉を集める

という行動を取ることで、怖い妖怪というよりも『妖怪ウォッチ』らしい親しみやすいキャラクターとして描かれている。

妖怪としての姿

妖怪としてのキュウビは、金色・黄色系の毛並みを持つ狐型の姿で描かれる。

非常に大きな九本の尾を持ち、四足の狐そのものに近い姿をしながら、顔つきや装飾には妖怪らしい神秘性が加えられている。

そのため、

人型の狐獣人

というよりも、

「狐そのものをベースにした九尾妖怪」

として分類する方が近い。

ヤミキュウビ

キュウビから派生した妖怪。

種族:ウスラカゲ族

ランク:S

必殺技:オワリノハジマリ

妖怪大辞典では、

「暗黒の力に魅せられ、闇に染まったキュウビ」

と説明されている。

つまりヤミキュウビは別の動物をモチーフとする妖怪ではなく、

「キュウビが闇に染まった姿」

である。

そのため狐関連妖怪として明確に扱うことができる。

ヤミキュウビと狐

ヤミキュウビにもキュウビの基本的な狐形態が残っている。

九尾狐を基礎とした外見を持ちながら、

金色・炎系のキュウビ

↓

暗黒・闇系のヤミキュウビ

という対照的なデザインへ変化している。

妖怪大辞典では「世界が絶望で満たされる日を望んでいる」とされるなど、通常のキュウビよりも邪悪な性格付けがなされている。

犬神

キュウビと非常によく似た姿を持つ妖怪として「犬神」が存在する。

種族:フシギ族

ランク:S

必殺技:氷結地獄

外見はキュウビの色違いに近く、九本の尾を持つため、一見すると銀色の九尾狐のようにも見える。

しかし妖怪大辞典では、

「九尾のキツネより珍しいとされる九尾の犬神」

と説明されている。

つまり犬神は、

狐ではない。

名称通り「犬神」である。

犬神を狐に含めない理由

狐Wikiではこの区別が重要である。

キュウビ

→九つの尾を持つキツネの妖怪

犬神

→九尾の犬神

と、妖怪大辞典上で明確に別の存在として説明されている。

そのため、

姿がキュウビに似ている

九本の尾を持っている

という理由だけで犬神を狐キャラクターとして分類するのは適切ではない。

ただし「九尾狐との比較対象」として狐の記事内で触れる価値は高い。

キュウビと犬神

二体はデザイン・能力とも対照的な存在となっている。

キュウビ

→九尾の狐

→炎

→必殺技「紅蓮地獄」

犬神

→九尾の犬神

→氷

→必殺技「氷結地獄」

という構成である。

見た目の近さだけではなく、

狐と犬

炎と氷

という対比を持つ妖怪でもある。

シリーズ

『妖怪ウォッチ』は多数のゲームへ展開されている。

妖怪ウォッチ

2013年7月11日発売。

シリーズ第1作。

さくらニュータウンを舞台に、妖怪ウォッチを手に入れた主人公と妖怪たちの物語が始まる。キュウビも登場する。

妖怪ウォッチ2 元祖/本家

2014年7月10日発売。

第1作から町、妖怪、バトルなどが大幅に拡張された続編。

後に『妖怪ウォッチ2 真打』も発売された。

キュウビに加えて、派生妖怪であるヤミキュウビなどもシリーズ展開の中で登場する。

妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ

『スシ』『テンプラ』は2016年7月16日に発売。

同年12月15日には第3バージョン『スキヤキ』が発売された。

舞台や登場妖怪がさらに拡大し、キュウビなど過去作の妖怪も引き続き登場する。

妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている

2019年6月20日にNintendo Switch向けに発売。

従来作品とはバトルシステムが大きく変化し、プレイヤー自身が「ウォッチャー」として妖怪とともにフィールド上で戦えるようになった。

キュウビやヤミキュウビもシリーズを代表する妖怪として登場している。

アニメでのキュウビ

『妖怪ウォッチ』はゲームだけでなくテレビアニメにも展開している。

アニメではキュウビの性格や人間への変身能力がゲーム以上にコミカルに描かれることがある。

特に、

美少年へ化ける

女性をときめかせる

キュン玉を集める

という一連のエピソードは、キュウビの代表的なキャラクター描写となった。

妖怪ウォッチ公式YouTubeチャンネルでもキュウビ関連エピソードがまとめて公開されており、シリーズを代表する妖怪の一体として扱われている。

九尾狐伝承との関係

キュウビの直接的なモチーフは、その名の通り「九尾の狐」である。

九尾狐は東アジアで古くから語られてきた霊獣・妖怪で、日本では玉藻前伝承などが特に有名である。

『妖怪ウォッチ』では、

九本の尾

強大な妖力

炎を操る

人間への変身

人を魅了する

といった特徴によって、伝承上の妖狐らしさを分かりやすく表現している。

ただし物語自体は伝承の再現ではなく、『妖怪ウォッチ』独自の現代的・コミカルな九尾狐キャラクターとして再構築されている。

狐との関係性

『妖怪ウォッチ』そのものは狐だけを題材としたゲームではない。

作品には、

猫

犬

河童

天狗

鬼

蛇

龍

付喪神

など、日本の妖怪や創作妖怪を基にした非常に多くのキャラクターが登場する。

その中で狐を代表する存在がキュウビである。

キュウビには、

公式に「キツネの妖怪」と明記

九本の尾

九尾の狐

炎を操る能力

人間の姿への変身

人を魅了する能力

など、狐妖怪として非常に豊富な要素が含まれている。

さらにヤミキュウビという派生個体も存在する。

そのため『妖怪ウォッチ』は、狐が作品の中心ではないものの、「九尾狐をゲーム内の代表的な妖怪として扱った作品」として狐Wikiに掲載する価値が高い。

主な狐関連キャラクター

キュウビ

→フシギ族、Sランク。妖怪大辞典で「九つの尾を持つキツネの妖怪」と明記される。強大な炎を操り、人間の美少年へ変身する描写もある。

ヤミキュウビ

→ウスラカゲ族、Sランク。暗黒の力によって闇に染まったキュウビ。キュウビの派生妖怪であるため、九尾狐系の狐妖怪として扱える。

狐に似ているが狐ではない妖怪

犬神

→フシギ族、Sランク。九本の尾を持ち、キュウビとよく似た姿をしているが、妖怪大辞典では「九尾の犬神」と明記される。狐ではない。

まとめ

『妖怪ウォッチ』では、狐を代表する妖怪として「キュウビ」が登場する。

キュウビは公式に「九つの尾を持つキツネの妖怪」と説明される、明確な九尾狐である。強大な炎を操り、人間の美少年へ化けて人を魅了するなど、日本の妖狐伝承を思わせる特徴を数多く持つ。

さらに、闇に染まった派生妖怪「ヤミキュウビ」も存在する。

一方、非常によく似た「犬神」は九本の尾を持つものの、公式には「九尾の犬神」とされているため狐には含めない。

「九尾狐」という古典的な妖怪を、現代の町で人間と交流し、仲間にして戦えるキャラクターへ再構成していることが、『妖怪ウォッチ』における狐表現の大きな特徴である。

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