てんひめけいやく~ふぁいなるぷりんせす~ 天姫契約~ファイナルプリンセス~
人間と妖獣が共存する世界「天姫大陸」を舞台としたスマートフォン向けMMORPGである。 日本では2020年11月10日に正式サービスを開始した。 本作の大きな特徴は、プレイヤーが「妖獣」と契約し、育成することで、もふもふとした妖怪の姿から人型の美少女「天姫」へ進化していくことである。公式でも、妖獣と絆を深めることでケモミミ美少女へ進化させることが本作の見所として紹介されている。 狐との関係では、三大妖族の一つ「白妖狐族」に生まれた天姫「薫」が特に重要である。 薫は妖獣時には妖狐の姿をしており、成長すると「霊狐天姫」、さらに後には「九尾形態」へと進化する。
基本情報
タイトル:天姫契約~ファイナルプリンセス~
ジャンル:ケモミミ美少女MMORPG
日本版サービス開始日:2020年11月10日
対応機種:iOS、Android
基本プレイ:無料・アイテム課金制
ゲームでは妖獣たちと契約し、戦闘や育成、交流を行いながら冒険を進める。
妖獣は成長することで姿を変え、
妖霊
妖体
妖獣
妖姫
天姫
といった段階を経て、人型の美少女へと進化していく。
世界観
物語の舞台では、人族と妖獣族が共存している。
妖獣族は長い寿命と「妖術」と呼ばれる力を持ち、人族は独自の「霊術」を発展させてきた。
両者は互いの文化を学びながら共存していたが、人族が妖獣族の力を恐れるようになったことで関係が悪化していく。
再び「天姫大戦」が起こることを防ぐため、プレイヤーは妖獣たちと契約しながら世界を救う旅へ出る。
妖獣と天姫
『天姫契約』では、妖獣は単なる戦闘用ペットではない。
プレイヤーとともに冒険し、育成することで人型の「天姫」へと成長する。
公式では、最初はもふもふとした妖怪の姿だった存在が、最終的に華麗な美少女へ進化すると説明されている。
そのため狐との関係を見る場合も、
狐を模した衣装を着た少女
ではなく、
妖狐という妖獣が成長して人型の天姫になる
という設定が重要である。
薫
読み:かおる
CV:上坂すみれ
『天姫契約~ファイナルプリンセス~』を代表する狐関連キャラクター。
公式紹介では、
「三大妖族の一つ『白妖狐族』に生まれた」
人物と説明されている。
妖獣時の姿は明確に「妖狐」であり、成長すると人型の天姫へ変化する。
公開されているプロフィール情報では、最終形態の年齢は23歳とされている。
基本プロフィール
名前:薫
読み:かおる
性別:女性
年齢:23歳
誕生日:1月11日
CV:上坂すみれ
種族:妖狐
所属・血統:白妖狐族
薫は活発でいたずら好きな性格を持つ。
暇な時には狐岐山の湖畔でブランコに乗りながら歌っているとされ、妖狐でありながら「歌姫」としての特徴も持つ。
白妖狐族
薫が生まれた妖狐の一族。
白妖狐族は「狐岐山」に暮らす、最も古い三大妖族の一つとされる。
そのため薫の狐要素は、
狐耳の外見
狐を連想させる名前
といった表面的なものではなく、
「白妖狐族という妖狐の一族に生まれた」
という世界設定そのものに組み込まれている。
狐岐山
白妖狐族と関係する土地。
薫は狐岐山で暮らしており、暇な時には湖畔でブランコに乗りながら歌うことを好む。
地名にも「狐」の文字が使われており、白妖狐族の拠点として狐との関係が非常に明確である。
『天姫契約』では狐キャラクターだけでなく、
妖狐の一族
妖狐の暮らす土地
まで世界観として用意されている。
妖獣時の薫
薫は最初から人間型の美少女として存在するわけではない。
妖獣時には「妖狐」の姿をしている。
プレイヤーが育成していくことで姿が変化し、最終的には人型の天姫へと成長する。
これは日本や東アジアの狐伝承でよく見られる、
狐
↓
長く生きる・力を得る
↓
人間の姿へ変化する
という妖狐像とも共通する部分を持つ。
ただし、本作では「変身」というよりも、ゲームシステム上の「進化」として表現されている。
霊狐天姫
薫が成長した先の姿。
白妖狐族である薫は、やがて白狐一族の至高の存在である、
「霊狐天姫」
になると紹介されている。
「霊狐」は、日本の狐伝承でも霊力を持った狐を表す言葉として用いられる。
そのため薫は、
妖狐
白妖狐
霊狐
という形で、成長に伴って高位の狐を思わせる存在へ変化していく。
天姫覚醒
薫には通常の進化とは別に、さらに上位となる「天姫覚醒」が実装された。
2022年1月のアップデートで天姫の「最終形態」が解放され、限定任務を達成することで、
「薫・九尾形態」
を獲得できるようになった。
狐との関係を見るうえでは非常に重要な追加要素である。
薫・九尾形態
薫の最終形態として実装された姿。
正式に「九尾形態」と名称が付けられている。
九尾の狐は、中国、日本、朝鮮半島など東アジアの伝承で知られる、九本の尾を持つ強大な狐の霊獣・妖怪である。
薫の場合、
妖狐
↓
白妖狐族
↓
霊狐天姫
↓
九尾形態
という成長をたどる。
狐が長い年月や修行によって力を増し、高位の妖狐へ成長していくという伝承的イメージを、ゲームのキャラクター育成システムへ落とし込んだ構成となっている。
九尾
薫の九尾形態は、狐との関係を決定的なものにしている。
単に狐耳・尻尾を持つだけでなく、最終形態そのものに「九尾」という明確な狐伝承の名称が使用されている。
そのため薫は、
狐モチーフの美少女
ではなく、
白妖狐族に生まれ、九尾へ成長する妖狐
として分類できる。
人型への進化
『天姫契約』の狐表現で特徴的なのが、人型と狐型の両方を持つことである。
薫は最初に妖狐として登場し、育成することで美少女型の天姫へ進化する。
そのため、
狐そのものの姿
人型の狐娘
の両方を見ることができる。
これは、最初から人間の身体に狐耳だけを付けたキャラクターとは異なる特徴である。
妖術
『天姫契約』世界の妖獣族は、「妖術」と呼ばれる特殊な力を持つ。
薫も妖獣族であるため、この妖術を持つ側の存在となる。
日本の妖狐伝承でも、狐は変化や幻術などの妖術を使う存在として描かれることが多い。
ただし、薫個人の具体的な妖術が伝承上の狐火や変化と完全に一致すると公式に説明されているわけではないため、個別能力については推測して補わない方がよい。
他の天姫
本作には薫以外にもさまざまな妖獣から進化する天姫が登場する。
代表例として、
夢乃
→ペガサスのような妖獣から進化
寧々
→クモをモチーフとする
揺揺
→クラゲを思わせる妖獣
胡桃
→ハムスターのような妖獣
朧
→竜族
などがいる。
この中で、狐との関係が公式に明確なのが薫である。
そのため、獣耳を持つ天姫すべてを狐キャラクターとして扱うのは適切ではない。
狐との関係性
『天姫契約~ファイナルプリンセス~』では、狐との関係はかなり深い。
作品全体が狐だけを主題にしているわけではないが、ゲームの中心システムそのものが、
妖獣を育てる
↓
妖獣が人型の天姫へ進化する
という構造になっている。
その中で薫は、
三大妖族の白妖狐族出身
妖獣時の姿が妖狐
狐岐山に暮らす
霊狐天姫へ成長する
最終的に九尾形態を獲得する
という非常に多くの狐要素を持つ。
特に、
妖狐の姿から人型へ進化する
さらに九尾へ成長する
という過程がゲームシステムとして表現されている点が特徴である。
主な狐関連キャラクター
薫
→CV:上坂すみれ。白妖狐族に生まれた妖狐。活発でいたずら好き。成長すると霊狐天姫となり、後に「九尾形態」も実装された。
まとめ
『天姫契約~ファイナルプリンセス~』では、もふもふとした妖獣を育成し、人型の「天姫」へ進化させることがゲームの中心要素となっている。
狐との関係では白妖狐族の「薫」が代表的であり、妖獣時には妖狐の姿を持ち、やがて「霊狐天姫」へ成長する。
さらに2022年には最終形態として「薫・九尾形態」が実装され、妖狐から九尾へ成長する過程までゲーム内で表現された。
狐の姿、人型の狐娘、白妖狐族、霊狐、九尾という複数の狐要素を一人のキャラクターの成長として楽しめることが、本作における大きな狐要素である。