ちょうじげんかのじょ:しんきほうちのげんそうらくえん 超次元彼女:神姫放置の幻想楽園
神話・伝説・歴史などに登場する人物や神々を美少女キャラクターとして再構成した放置系RPGである。 日本では2019年12月23日に正式サービスを開始した。プレイヤーは異なる時空から集まった「猟空者」たちとともに、複数の時空を強引に結び付けた魔王サタンへ立ち向かう。戦闘はオートで進行し、さまざまな英雄を集めて育成・編成することがゲームの中心となっている。 狐との関係では、日本の九尾狐伝承で知られる「玉藻前」がプレイアブルキャラクターとして登場する。 さらに稲荷信仰と深い関係を持つ神「宇迦之御魂神」も登場するが、こちらは狐そのものではない。
基本情報
タイトル:超次元彼女:神姫放置の幻想楽園
略称:超次元彼女
ジャンル:美少女収集・育成型放置RPG
日本版サービス開始日:2019年12月23日
対応機種:iOS、Android
基本プレイ:無料・アイテム課金制
2026年8月時点でもApp Storeで配信ページが確認でき、サービスが継続している。
ゲーム概要
『超次元彼女』では、神話・伝説・歴史上の人物が時代や地域を越えて一つの世界へ集まる。
登場人物には、
天照大神
宇迦之御魂神
プロメテウス
ゼウス
ジャンヌ・ダルク
始皇帝
武田信玄
玉藻前
など、現実の神話・歴史・伝承を由来とする人物が多数存在する。
狐についても、日本の妖狐伝承を代表する存在である玉藻前が、この世界の英雄の一人として再構成されている。
玉藻前
『超次元彼女』に登場する狐関連キャラクター。
日本の伝承に登場する「玉藻前」をモチーフとしている。
ゲーム内では高レアリティの魔法士系キャラクターとして実装されており、後には「星T」「星T無双」など上位の形態にも登場している。攻略情報のキャラクター一覧でも、玉藻前は火属性の星T無双、魔法士系キャラクターとして掲載されている。
狐であること
『超次元彼女』の玉藻前は、単に伝承上の玉藻前という名前を借りただけではなく、公式告知でも本人が、
「私はいいキツネだから、いじめられないの。」
と発言している。
そのため本作の玉藻前については、
狐を思わせるキャラクター
狐モチーフの人物
という曖昧な分類ではなく、少なくともゲーム上でも明確に「キツネ」として扱われているキャラクターと判断できる。
玉藻前と九尾の狐
玉藻前は、日本の代表的な九尾狐伝承に登場する人物である。
伝承では絶世の美女として鳥羽上皇に仕えたが、その正体は強大な狐の妖怪であったとされる。
病の原因として正体を見破られた後、那須野へ逃れ、討伐されたのち「殺生石」になったという物語で知られる。
『超次元彼女』では歴史・神話・伝承上の人物を大胆に美少女化する作品のため、伝承そのものを完全に再現しているわけではない。
しかし、
玉藻前という名称
本人が自らを「キツネ」と呼ぶ
という点から、九尾狐伝承がキャラクターの根幹にあることは明確である。
九尾としての扱い
伝承上の玉藻前は九尾の狐として極めて有名である。
一方、『超次元彼女』の公開されている公式告知で確認できる直接的な表現は「キツネ」であり、今回確認した公式由来の資料だけでは、
「九本の尾を持つ」
「種族が九尾の狐である」
というゲーム独自プロフィールの詳細までは確認できなかった。
したがって狐Wikiでは、
「九尾狐・玉藻前伝承をモチーフとする狐キャラクター」
と記載し、
ゲーム内設定として九尾が明記されている
とまで断定しない方が安全である。
星L・星T・星T無双
『超次元彼女』ではキャラクターに複数のレアリティ・強化段階が存在する。
玉藻前についても、
星L
星T
星T無双
など複数の段階で登場する。
公式アカウントでは2020年に「星L→星T 玉藻前」の登場が繰り返し告知されており、その際にも「私はいいキツネだから、いじめられないの。」という狐を明示した台詞が使用された。
2026年時点の攻略情報では、さらに上位の「星T無双」の火属性キャラクターとして玉藻前が掲載されている。
長期運営の中で繰り返し強化・再登場してきたキャラクターである。
魔法士
玉藻前は魔法士系キャラクターとして分類されている。
現在の攻略情報では、
星T無双
→火属性
職業
→魔法士系
として掲載されている。
妖狐伝承では、狐が幻術・変化・妖術など超自然的な能力を使用する存在として語られることが多い。
そのため魔法士という戦闘タイプは玉藻前の妖狐イメージとも親和性が高い。
ただし、個々のゲーム内スキルを伝承上の「狐火」などと同一視する場合には、スキル名称や説明で明示されているかを別途確認する必要がある。
宇迦之御魂神
読み:うかのみたまのかみ
CV:花澤香菜
『超次元彼女』に登場する日本神話由来のキャラクター。
公式由来のキャラクター紹介では、
「日本神話に登場する超人気アイドル」
として登場し、名前について「稲に宿る神秘な霊」を意味すると紹介されている。
また、食物の神であることから、おいしい物を食べることが好きな人物として描かれている。
宇迦之御魂神と狐
宇迦之御魂神は、日本では稲荷神として信仰される神の一柱として非常によく知られる。
稲荷信仰では狐が神そのものではなく、稲荷神の神使・眷属として扱われることが多い。
このため宇迦之御魂神は狐文化と非常に深い関係を持つ存在である。
ただし、『超次元彼女』の宇迦之御魂神について、公開されている公式プロフィールでは、
狐である
妖狐である
狐の化身である
とは説明されていない。
したがって狐Wikiでは、
「狐そのもののキャラクター」
ではなく、
「狐と深く関係する稲荷信仰の神をモチーフとしたキャラクター」
として扱うのが適切である。
玉藻前と宇迦之御魂神の違い
両者は日本の狐文化と関係するが、その関係性は異なる。
玉藻前
→ゲーム内でも自ら「キツネ」と発言する。伝承では九尾の狐として知られる。
宇迦之御魂神
→稲荷信仰の神。狐はその神使として結び付いているが、神自身が狐なのではない。
この違いは狐Wikiでは特に重要である。
「稲荷神=狐」という誤解は広く見られるが、本来、狐は稲荷神そのものではなく神使として位置付けられる。
したがって『超次元彼女』でも、
玉藻前=狐キャラクター
宇迦之御魂神=狐関連神格
として分けて掲載すると分かりやすい。
狐と日本神話・伝承
『超次元彼女』は特定の一つの神話体系を扱うゲームではない。
日本、中国、ヨーロッパなど、さまざまな時代・地域の人物が同じ世界に登場する。
狐についても、
玉藻前
→妖狐・九尾狐伝承
宇迦之御魂神
→稲荷信仰
という異なる狐文化の系統が一つの作品内に存在する。
一方は「妖怪としての狐」、もう一方は「神の使いとしての狐」と関係するため、日本文化における狐の二つの代表的な側面を連想できる構成となっている。
狐との関係性
『超次元彼女:神姫放置の幻想楽園』そのものは狐を主題としたゲームではない。
作品の中心となるのは、
神話
歴史
伝説
異なる時空
美少女化された英雄
である。
その中で狐との関係が最も明確なのが玉藻前である。
玉藻前は公式告知において自らを「キツネ」と呼んでおり、日本の九尾狐伝承を基にした狐キャラクターとして扱うことができる。
また宇迦之御魂神も登場するため、直接の狐キャラクターだけでなく、狐と関係の深い稲荷信仰まで題材として含んでいる。
主な狐関連キャラクター
玉藻前
→日本の九尾狐伝承をモチーフとしたキャラクター。公式告知でも本人が「キツネ」を名乗っている。魔法士系で、星L、星T、星T無双など複数の段階が存在する。
宇迦之御魂神
→CV:花澤香菜。日本神話の食物神・稲荷神をモチーフとしたキャラクター。狐そのものではないが、稲荷信仰を通じて狐と深い文化的関係を持つ。
まとめ
『超次元彼女:神姫放置の幻想楽園』では、歴史・神話・伝説の人物が美少女となって登場し、その中に日本を代表する妖狐伝承の存在「玉藻前」が含まれている。
玉藻前は公式告知でも自らを「キツネ」と呼んでおり、単なる狐風デザインではなく、本作における明確な狐関連キャラクターである。
また、稲荷信仰と深く結び付く宇迦之御魂神も登場する。ただし宇迦之御魂神自身を狐とするのではなく、狐を神使とする稲荷神として区別する必要がある。
妖怪としての狐を代表する玉藻前と、神使としての狐文化へつながる宇迦之御魂神の双方が登場することが、本作における狐との主な関係である。