となりのほんどぎつね きみのまちにもきっといる となりのホンドギツネ ― きみの町にもきっといる。
野生動物写真家・福田幸広による写真を中心に、ホンドギツネの生態や人との関わりをわかりやすく紹介した児童向け自然科学書である。2022年に文一総合出版から刊行された。 本書は、「キツネは北海道だけにいる動物」というイメージを覆し、本州に生息するホンドギツネの暮らしや、人間の身近な環境で生きる姿を豊富な写真とともに紹介している。子どもから大人まで楽しみながら学べる一冊である。
あらすじ・内容
本書は、本州・四国・九州に生息するホンドギツネの生活を、美しい写真とともに紹介する自然科学書である。
住宅地の近くや里山、農地など、私たちの身近な場所にもホンドギツネが暮らしていることを紹介し、季節ごとの行動や子育て、食べ物、天敵、人間との関わりなどをわかりやすく解説している。
専門用語をできるだけ使わずに説明されているため、小学生でも読みやすく、野生動物への理解を深められる内容となっている。 (文一総合出版)
主な内容
- ホンドギツネとはどんな動物か
- 日本での分布と生息環境
- 季節ごとの暮らし
- 子育てや家族の様子
- 食べ物と狩り
- 人間との関わり
- 野生動物を観察するときのマナー
写真を通して、ホンドギツネの自然な行動や表情を観察できることが本書の特徴である。
本書の魅力
本書最大の魅力は、「ホンドギツネは身近な野生動物である」ということを、美しい写真とともに伝えている点である。
キタキツネに比べて紹介される機会の少ないホンドギツネだが、本書ではその生態や生活環境を丁寧に紹介している。特に、親子で過ごす様子や狩りをする姿など、野生ならではの瞬間を収めた写真は見応えがある。
また、単にかわいらしさを伝えるだけでなく、野生動物との適切な距離や、餌付けをしないことの大切さについても触れられている。