おうじいなりじんじゃ 王子稲荷神社
東京都北区岸町に鎮座する歴史ある稲荷神社。関東稲荷総司とも称され、江戸時代から「お稲荷さん」の中心的存在として広く信仰されてきた。
王子稲荷神社は、東京都北区に鎮座する由緒ある稲荷神社である。
創建年代は平安時代以前とも伝えられ、関東地方における稲荷信仰の中心的な神社として古くから崇敬を集めてきた。
毎年大晦日に行われる「狐の行列」は特に有名で、狐の面や化粧をした参加者が行列をつくる幻想的な行事として全国から多くの見物客が訪れる。
歌川広重の『名所江戸百景』や浮世絵、落語「王子の狐」の舞台としても知られ、日本の狐文化を語るうえで欠かせない神社の一つである。
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、宇気母智之神(うけもちのかみ)、和久産巣日神(わくむすびのかみ)で、2月初午の日に例祭が斎行される。
王子稲荷神社は、日本でも特に狐伝承との結び付きが強い神社として知られる。
大晦日に全国の狐が集まり装束榎の下で正装し、王子稲荷へ参拝したという伝説が残されており、「狐の行列」の由来となっている。
【所在地】東京都北区岸町1-12-26