ひょこたん 瓢狐丹
瓢狐丹(ひょこタン)は、大阪府東大阪市のジンジャモール瓢箪山を盛り上げる、瓢箪山稲荷神社のお使いキツネである。
概要
瓢狐丹は、近鉄奈良線・瓢箪山駅の南側に延びる「ジンジャモール瓢箪山」のマスコットキャラクターである。普段は「ひょこタン」の愛称で活動している。
瓢箪山に暮らすお稲荷様のお使いキツネという設定を持ち、商店街や地域の催し、学校行事などに登場している。東大阪市全体の公式キャラクターではなく、ジンジャモール瓢箪山商店街のキャラクターである。ジンジャモール瓢箪山公式プロフィール
基本情報
項目 | 内容 |
|---|---|
正式名称 | 瓢狐丹 |
愛称 | ひょこタン |
読み方 | ひょこたん |
種族 | キツネ |
立場 | お稲荷様のお使い |
住んでいる場所 | 瓢箪山 |
所属 | ジンジャモール瓢箪山商店街 |
関連地域 | 大阪府東大阪市・瓢箪山 |
好物 | たこ焼き、イカ焼き、お好み焼き |
主な活動 | 商店街や地域イベントへの出演、地域PR |
名前の由来
「瓢狐丹」という表記には、地名の「瓢箪山」を思わせる「瓢」と、キャラクターの種族を表す「狐」が組み込まれている。
正式な命名理由の詳細は公表されていないが、商店街のアーケードに描かれていたキツネをマスコットとして活用する際に名前が募集され、「ひょこタン」に決定した。「瓢箪山」と「キツネ」を組み合わせた親しみやすい名前であり、音の上でも「ひょうたん」と響きが近い。
キャラクターの特徴
ひょこタンは、瓢箪山に住んでいるお稲荷様のお使いキツネである。地域の人々を笑顔にする明るいキャラクターとして活動している。
大阪らしい食べ物が好物であり、特に以下の3種類を好む。
- たこ焼き
- イカ焼き
- お好み焼き
木の葉をお金に変えることはできないが、町の人々を笑顔にできるという紹介もある。キツネの変化伝承を取り入れつつ、地域に親しまれる存在として表現された設定である。ひょこタン|ゆるナビ
誕生の経緯
ひょこタンの原型となったキツネのイラストは、1990年に現在の商店街アーケードが設置された際、デザイナーによってアーケード内に描かれたものである。
その後、このキツネを商店街のマスコットとして活用することになり、名前を募集した結果、「ひょこタン」と命名された。チラシや看板などに使用されるようになり、商店街を象徴する存在へと成長した。
2018年には、瓢箪山稲荷神社の行事や地域イベントへ出演するために着ぐるみが製作された。これにより、イラストだけでなく、地域の人々と直接触れ合うキャラクターとしての活動が本格化した。東大阪経済新聞
ジンジャモール瓢箪山
ジンジャモール瓢箪山は、近鉄奈良線・瓢箪山駅南側から旧国道170号沿いに延びる商店街である。昭和30年代に「イナリ前商店会」として発足し、1978年に振興組合として法人化された。
1990年のアーケード設置時に愛称が公募され、瓢箪山稲荷神社にちなんだ「ジンジャモール瓢箪山」の名称が使われるようになった。ひょこタンは、この商店街と瓢箪山稲荷神社のつながりを象徴するキャラクターでもある。大阪府商店街魅力発見サイト
瓢箪山稲荷神社との関係
ひょこタンは、瓢箪山稲荷神社のお使いキツネという設定を持つ。
瓢箪山稲荷神社は商店街の中に鎮座し、瓢箪山地域の歴史や商業の発展と深く関係してきた神社である。ひょこタンも神社の行事やイベントに登場し、参道商店街のマスコットとして地域を盛り上げている。
ただし、ひょこタンの管理・活動主体はジンジャモール瓢箪山であり、東大阪市の公式キャラクターや神社そのものの公式マスコットとして紹介するよりも、「瓢箪山稲荷神社のお使いキツネを設定とする商店街キャラクター」とするのが正確である。
主な活動
ひょこタンは、商店街の催しを中心に、地域イベントや学校行事などへ出演している。
公式サイトでは、東大阪市で開催された「ゆるキャラグランプリ」への参加や、近隣の幼稚園を訪問したことが紹介されている。また、地域イベントや学校行事への出演依頼も受け付けられている。
そのほか、ひょこタンを題材とした活動や制作物には以下のようなものがある。
- 商店街のチラシや看板への掲載
- 着ぐるみによる地域イベントへの出演
- ぬいぐるみやボールペンなどのグッズ販売
- 「ひょこタン音頭」の制作
- ラッピング車両「ひょこタン号」の運用
- 河内地域を巡る四コマ漫画への登場
ひょこタン音頭
ひょこタンを題材とした楽曲「ひょこタン音頭」が制作されている。2021年にはCDがリリースされ、商店街や地域イベントを盛り上げる楽曲として使用されている。
公式の踊り方動画も公開されており、ひょこタン自身がイベントのステージなどで音頭を披露することがある。
ひょこタン号
2021年2月、ひょこタンの姿と商店街のロゴを車体にあしらった「ひょこタン号」が完成した。
ひょこタンをイベント会場へ運ぶほか、商店街加盟店の配達や地域内での移動にも活用される車両である。町を走ること自体が商店街とひょこタンの宣伝になるため、移動手段と地域PRの役割を兼ねている。
四コマ漫画
ひょこタンは、大阪の地方紙『河内新聞』に連載された四コマ漫画にも登場している。
漫画では仲間たちと一緒に、東大阪市、八尾市、柏原市、藤井寺市、羽曳野市などの河内地域を巡る。連載作品は単行本としてまとめられ、ジンジャモール瓢箪山商店街内でも販売されている。
キツネとの関係性
瓢狐丹は、キツネの耳や尻尾を身に着けた人物ではなく、設定上も明確なキツネのキャラクターである。
稲荷神社のお使いという立場は、日本におけるキツネと稲荷信仰の関係を直接取り入れたものである。さらに、木の葉をお金に変えるというキツネの変化譚もプロフィールに引用されており、伝承上のキツネらしさと大阪の商店街らしい親しみやすさを併せ持っている。